弓庭規生作曲『長峰』。山本良子作曲『朝焼け』。この2曲をメドレー形式で演奏します。
『長峰』は、長峰山脈と、高野山に続く高野西街道をイメージした曲です。自然の雄大さと、そこに暮らす人々の荘厳さを表現します。
『朝焼け』は、東の空がだんだんと鮮やかに染まりゆく様子を表現しています。曲の最後は体力の限界に挑みます。
悠久の歴史を持つ紀伊山地の自然と伝統に息づく想いを、心を込めてお伝えいたします。
和歌山県立海南高等学校美里分校は、世界遺産「高野山」西麓の紀伊山地の山の中にあります。分校のため生徒数は少ないですが、「小さいことはいいことだ」をキャッチフレーズに、分校ならではの様々な活動に取り組んでいます。1997年創部の太鼓部は、学校や地域の行事、各種施設での演奏などを行いながら、太鼓の魅力をたくさん学んでいます。紀伊の山々の荘厳さと歴史感をお伝えする演奏をお聞きください。
最初に、郷土芸能(青山高等学校 和太鼓部)による太鼓の演奏で「騎馬」、郷土芸能と吟詠剣詩舞のコラボによる「伊勢神宮」、そして、吟詠剣詩舞で「江南の春」と「青葉の笛」です。
三重県高等学校文化連盟郷土芸能・吟詠剣詩舞専門部は、昨年から、郷土芸能と吟詠剣詩舞のコラボに取り組んでいます。普段はそれぞれのお師匠さんのもとで練習している吟詠剣詩舞に生徒たちと、青山高等学校の和太鼓部。合同練習会でしっかり合わせてきました。
福井県は恐竜発掘で大変有名となり、様々なイベントが県立恐竜博物館を中心に行われ、人気を博しています。そんな恐竜王国福井を表現したのが、「恐竜行進曲」です。第34回近畿高等学校総合文化祭福井大会をきっかけに、上坂優氏が作曲し、福井しあわせ元気国体、元気大会の開会式でも演奏し、多くの人に「福井」を発信した曲でもあります。恐竜の胎動、大地を駆ける力強い足音を感じながら、どうぞお楽しみください。
北陸学園北陸高等学校は、「こころ」と「いのち」の教育を掲げ、今年で創立140周年を迎えます。親鸞聖人のみ教えに基づく仏教精神を建学の精神とし、普通・進学・特進コースからなる普通科と商業科、中学校があり、進学、就職をはじめ、部活動など各分野で、優れた実績をあげています。和太鼓部は様々なコースに在籍する生徒が多く、短時間集中を心掛けています。また、地域の祭りやボランティア活動で演奏しています。
荒神神楽「大蛇」は出雲神話・古事記でおなじみの八岐大蛇退治を神楽化したもので本校近くの船通山が発祥地とされています。傍若無人の振舞いを繰り返し、稲田姫を連れ去ろうとする八岐大蛇を須佐之男命が退治し、稲田姫を助ける物語です。短時間にストーリー性を崩さず、神楽の醍醐味を味わっていただくための工夫を凝らして仕上げました。食われ姫の舞、須佐之男命の戦いの舞、大蛇の舞、大蛇退治の順に舞台が進行していきます。
鳥取県立日野高等学校は鳥取県西部地区の日野郡にあります。地元日野郡との地域連携を行いながら、教育活動に励んでいます。その中で、郷土芸能部は1995年に地域連携の取り組みの中から地元日野郡の強い後押しを受けて、地元の荒神神楽の継承を目的として産声を上げました。例年は地元のお祭りやイベントを始め、年間数十回の国内外の公演を行っており、多くの方々に喜んでもらっております。
麒麟獅子舞は、但馬北部と鳥取県東部を中心に伝わる郷土芸能です。昨年の春に日本遺産の対象となりました。浜坂・宇都野神社の麒麟獅子舞は、単調なお囃子に合わせて、獅子がゆっくりと舞うのが特徴です。
新型コロナウイルスの感染によって、様々な行事が中止となり、厳しい状況にもありましたが、そんな中でも様々な工夫を行って、この日にむけて練習を重ねてきました。精一杯舞いますので、皆様どうぞご覧ください。
兵庫県新温泉町に位置する普通科高校です。日本海に面し、豊かな自然に恵まれた環境の中、生徒は勉学・部活動・地域貢献活動と日々一生懸命取り組んでいます。麒麟獅子舞部の前身である麒麟獅子舞サークルは、前身が平成5(1993)年に活動を開始し、平成10(1998)年に正式にサークルとしての活動を開始しました。
https://www.hyogo-c.ed.jp/~hamasaka-hs/
「中島音頭」(東淀川区伝承+柴島高校和太鼓部)
大阪市東淀川区に江戸時代から伝わる「中島音頭」は柴島高校の近隣地域の保存会で上演されてきたものです。また柴島高校の近くにかつてあった「中島大水道」は、淀川の氾濫に苦しんだ地域の人たちが自らの手で開削した大規模な水路です。今回柴島高校和太鼓部は、中島大水道の物語を、中島音頭のメロディを含めた創作曲で表現いたします。
大阪府立柴島(くにじま)高校は、大阪市東淀川区にある総合学科の高校です。2020年度で創立46年となります。和太鼓部は創部20年を迎え、依頼公演を中心に活動してきました。本年度はコロナウイルス流行により活動が難しかったのですが、感染対策をしながら、できる範囲で準備し、この大会に臨みました。
今回の構成は秋に吹く強い風をイメージして作りました。女踊りも,男踊りも,堂々とした迫力のある演武を披露します。
見てくださる皆様に最後まで楽しんでいただければと思います。よろしくお願いいたします。
徳島県立城西高等学校は,創立116年を迎える緑豊かな学校です。総合学科1学科と,農業学科4学科から構成されており,それぞれ進路実現を目指し,様々な特色ある授業に取り組んでいます。
城西高校阿波踊り部は例年,お盆にある徳島市の阿波踊りや,デイサービスなどへの訪問を通し,地域の方々との交流を行っています。一期一会を大切に,演舞を見てくださる方々を笑顔にすることができるよう,日々練習に励んでいます。
「三宅太鼓」は,三宅島に伝わる伝統的な曲です。
とりわけ腰を落とした低い姿勢で,全身を使って打ち込む型が特徴的です。
同じリズムに速度や強弱の変化をつけ繰り返すことで,奥深い鼓動が楽しめます。
また新しい取り組みとして加えた座った状態でリズムをとる「地打ち」をすべてのパートで行いました。
女子校らしい華やかでパワフルな演奏をお楽しみください。
京都光華高等学校は,真宗大谷派の女子校で「美しいひととなろう」という学校目標のもと,仏教精神に基づく女子教育を行っています。
私たち京都光華高等学校和太鼓部は,関西で唯一の女子校和太鼓部で,「魅せる太鼓」を合言葉に日々活動しています。
現在,中学生5名,高校生10名の計15名で活動しています。
地域のお祭や老人ホーム,オープンキャンパスなどで演奏させていただき,活動の幅を広げています。
演目は『鬼瓦』です。新たな領地を得て、3年ぶりに国元へ帰参しようとした大名は、因幡堂へ御礼参りに訪れます。国元にも御堂を建て薬師如来を祀ろうと、因幡堂を見て回っていた大名は破風の上の鬼瓦を見て「鬼瓦の団栗眼や団子鼻などが妻に生き写し」などと語りながら突然泣き出してしまいますが、「目出度い旅立ちに涙は不要」という太郎冠者の言葉に主人は機嫌を直して、大笑いをするといったお話です。
昭和24年に設立され創立70余年を迎える歴史ある学校です。本校は農業科と家政科の昼間定時制専門高校です。全校生徒数は29名と小規模ですが、豊かな自然に囲まれた緑いっぱいの山添村で勉強や実習、部活動に励んでいます。
狂言部は50年ほど前から研究会として活動を行っており、平成16年に正式に部として発足しました。地元の狂言師である浦久保昌宣先生に指導いただき、本年度は部員2名で活動しています。
今回の演奏曲「青雲」は、和太鼓倭代表の小川正晃氏に作調していただきました。この曲は、旅・祭・夢の3部で構成されています。これら3つのものは、多忙の日常の中で忘れがちですが、しかし本来は誰もが求めてやまない大切なものです。生まれた時代や場所で様々な必然を背負うながらも懸命に生きる若者の思いを表現しています。一打一打に私たちの思いを込めて、力の限り一生懸命太鼓を打ち鳴らします。
奈良県立奈良朱雀高等学校は、奈良県北西部に位置し、平城宮跡や薬師寺、唐招提寺をはじめ、多くの寺院や旧跡に恵まれています。代々顧問の先生方や多くの卒業生が築いてきた伝統芸能の継承と発展のために、私たちは日々練習に励んでいます。
動画で演奏している曲は小松崎雄寿作曲、松原康二編曲の「いのり」です。笛のメロディーに合わせて様々な太鼓がリズムを刻み、曲を展開していきます。この曲は各パートごとにソロがあります。それぞれの太鼓やチャッパ特有のかっこいいリズムにも注目して視聴して下さい。
私たちのクラブ和太鼓部は、チーム名を「親里(おやさと)」といい、平成8年に創部され、今年で25年目になります。部員数は現在3年生17名、2年生17名、1年生14名の計48名で活動しています。活動内容としては、養護学校や幼稚園など各施設での交流会や地域での演奏会をはじめ様々な行事に参加させて頂いています。今年は多くの行事が中止となるなかで、可能な範囲で一生懸命に練習に励んでいます。
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